おヒマならボドゲでも〜略してヒマボド?〜

ボードゲーム初心者が、ゲームの記録をしたり、ルールをメモしたり、このボドゲ欲しいなぁとかうだったりするブログ。

Bussiness (2016.2.14 HHG会)

なんと、2月も中盤にして今年初エントリ!

……大変遅くなりましたが、本年も宜しくお願いしますm(_ _)m

○ビジネス

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  • オークションでの読み合いが楽しい!
  • 適正相場を考えるのが面白い!
  • 何故かダイスが振れる!

当日集まった6人でもプレイ可能という事で、シド・サクソン作のこちらのボードゲームをプレイすることに。アクワイアと同じお金をお金で増やすのを抽象化したゲームですか…なんかイヤな予感しかしない気も(ー ー;)

簡単に言うと、ランダムに取り出され、プレイ人数により決められた法則に並んだ株トークンの束を掛けてオークションを行い、その株トークンを相場で売って儲けるゲーム。

相場は変動し、トークンも色によって個数が違うのでその辺を考慮しつつ、どの束のトークンを取るか、そのためにはどのくらいのお金を出せばいいのかを考える必要があります。

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手持ちは確か105ドルからスタート。

この紙幣を必要な数だけ握りしめて(最低でも10ドル以上)、一斉にオープンします。

一番多く払った人から順番に、ボードの真ん中にある好きなトークン束を取ります。 

↓は6人プレイなので6束(6列)あります。

(*同じ値段の人が複数いた場合、ダイス目によって決着を付けます!

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こちらのトークンを取るためのオークションが終わったら、次は売るターンです。

売る時はその時の相場によって値段が変わります。これはゲームを始める前に、ランダムに裏向きで配置し、フェイズが進むごとに向こう3枚までオープンします。

1フェイズがひと月と考えれば分かりやすいでしょうか。3ヶ月先の相場まで分かっているということですね(現実ではめちゃくちゃスゴイことですが…)。

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↑のようにトークンの色パターンによって売値が決められているので、その組み合わせで売っていきます。

ちなみに四半期末(3、6、9、12月)は相場が何故か2倍になるので、上の写真の例でいくと青5つのトークンは120×2で240ドルで売れます!

 

オークション相場を読んで、狙っていた順位を狙っていた価格で競り落とせると楽しいですね〜(^^)

そんなわけで、お暇なら『ビジネス』はどうでしょう?

年末のご挨拶、そしてジークフリート大ボー年会メモ(H27.12.26)

2015年も当ブロクをご覧頂き、有難うございました。
相変わらず遅い更新に、分かりにくい説明が続くと思いますが、少しでもボードゲームの面白さが伝えられたらと思います。来年も宜しくお願い致します。

今年最後のエントリは、体調不良のなか強行して年忘れゲーム大会へ(いつものゲーム会じゃ…)に参加した記録です。

◯『AUTOMANIA』

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説明のための写真を撮っていませんでした(-_-;)
そんなわけで雰囲気だけでも。
「グレードの高くて人気な車を作って売り、お金と名声(勝利点)を稼ぐ」ゲーム。
基本ワーカープレイスメントなんですが、作る車を選ぶアクションと製造ライン付加する性能を選ぶアクションが結びついており、さらに他人が選んだアクションでも、それを上回るコスト(ワーカー)を払えば、そのワーカーを「オーナーの手元に戻す」ことで使えるのが特徴的だなと思いました。
 
◯『ナショナルエコノミー』

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ゲーム工房スパ帝国さんのゲームだそうです。
カードを使った、これまたワーカープレイスメント。
最大の特長はお金を得る手段が限られているのに、フェイズ終了時に必ずワーカーにコストを払わなければいけないこと。さらにフェイズが進むごとにそのコストが増えていくこと。

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出来るアクションは、場にあるカードにワーカーを送ることによって実行できます。
基本的にアクションは「建物カードを自分の場に出す」か「山札を引く」か「手札を捨てて『家計』からお金を得る」のどれかです。
『家計』はプレイヤーがワーカーのコストを支払ったお金全部を指し、このお金が足りなくなると、「『家計』からお金を得る」アクションが選択できなくなります。
この『家計』が序盤はすぐ枯渇するので、早く手札を補充し、お金を得るアクションを選ばないとコストに耐えられなくなってしまいます
ワーカーのコストが足りなくなると、建てた建物を売却してお金を得る(『家計』ではなく銀行から)しかなく、それすら出来なかった場合、大きなマイナス点になります。
 
ちなみに「建物を建てる」「手札を捨てて『家計』からお金を得る」には手札をコストとして支払う必要がありますが、建物カードだけではなく、こんなカードもあります↓
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こういう遊び心はたいへん好きですが、ワーカーのために働く非常にひもじいゲームでした(^_^;) 小さな町工場の社長のような気持ちが味わえるゲーム?
いや、でも最終的には結構面白かったですけどね~自転車操業から何とか勝機を見出そうとする感じが楽しめます(笑)
 
来年はどんなゲームがプレイできるのか楽しみにしつつ……
2015年 大晦日

番外編:『伝説の旅団 Legendary Warriors』

 今回はアプリゲームの紹介の回です。
ボードゲームだって大して書けてないというのに? ま、まぁまぁそうなんですけどね……

伝説の旅団

伝説の旅団

  • Oink Games Inc.
  • ゲーム
  • 無料

Apple が『BEST OF 2015 今年のベスト』として、今年リリースされたアプリのなかからスタッフのおすすめやランキングの上位を占めたアプリを紹介しているのですが、その中に小箱のボードゲームをよく製作しておられる「オインクゲームズ」さんの新作が入っていたので、ダウンロードして遊んでみました。

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「アーガス」と呼ばれる異星人?達に支配されてしまった街々を救うべく立ち上がった者達の物語。キャラクターを強くして敵を倒すというRPGの王道的スタイルなのですが、終始レトロフィルターがかけられた画像と荒野を連想させる音楽で、まったりとプレイできます。
戦闘システムは基本的にオートで、スキルバーが満タンになったときにスキルを発動するタイミングを選ぶ以外に特にすることはありません。
「経験値」は宝箱から得られ、これと「マナ」を必要分用意すればレベルアップできます(戦闘前の準備のときに行える)。
アプリゲームでよくある行動制限・回数制限は7回分(スタミナが7ある)。他のゲームと違って特定の時間になると「スタミナ」が全回復する(私の場合は1時と9時と17時)点です。何分かごとに少しずつ回復しないので、空いた時間に一気に進めて、あとはスタミナが回復するまで気長に待つ、そんなプレイスタイルになるでしょうか。
 
前作の『MUJO』もエンドレスなパズルゲームでかなり面白かったのですが、こちらも期待できそうです(^^)
MUJO

MUJO

  • Oink Games Inc.
  • ゲーム
  • 無料

 

OLYM

OLYM

  • Oink Games Inc.
  • ゲーム
  • 無料

 

『チケット・トゥ・ライド Ticket to ride』(2015.11.23 HHG会)

11月も3連休最後の祝日、とても良い天気のお休み。
そんなせいか、参加者もちょっと少なめ。
向こうの卓では18やってましたけども、こちらの卓では私のリクエストでいいってことで、やったことがないけども有名なゲームをプレイさせてもらうことに。

siegyonago.blog.so-net.ne.jp

◯『チケット・トゥ・ライド』

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別に向こうの卓の18を意識したわけではないのですが、候補には登るけどやらない『Ticket To Ride』をプレイすることに(ホビーハウスゲーム会にしてはたいそう軽いですが、たまにはいいよ、ね?)

いや別に鉄ちゃんとかそういうわけではないし、プレイしても特に鉄ちゃん要素は感じられなかったような(^_^;)

チケット・トゥ・ライド10周年記念版 多言語版

チケット・トゥ・ライド10周年記念版 多言語版

 

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広大なアメリカの大地にたくさん鉄道を敷いて楽しいな(?)というゲーム^^;

鉄道で物を流通させたり、金を稼いだりする訳ではないのです。
鉄道を敷いて得点を稼ぎ、ゲーム開始時などに獲得した個人目標を達成して点を得、もっとも得点の高いプレイヤーが勝者となります。

最初は上の写真のような目標を3枚与えられるのですが、達成出来なければ同額のマイナス点を食らってしまうので注意が必要です。達成出来そうなものだけを選んで取らなければなりません……とりあえず今回は全て残しておき、全て達成しましたが(3人プレイだと意外といけるらしい)。

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線路(列車?)を引くためには、ボード上に書かれた色と同じ色カードを同じ枚数出さなければなりません。上の写真では分かりにくいですが、緑色のカードを6枚出して線路を引きました(私の担当色は青色列車です)。
目的カードにもあったように「ヒューストン→ポートランド」間を繋げると高得点なので、ここからスタートしました。
 
手番のプレイヤーは1.線路を引くためのカードを山札から引く、2.目的地カードを引く、3.線路を引く、のいずれかのアクションを行います。ちなみに、線路を引くためのカードは2枚引くことができ、伏せられた山札からも取れますし、公開の場からも取れます(オールマイティーカードは公開の場からは1枚しか取れない)。
ああ、場の写真を撮るのを忘れてました……
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ボードに書かれた路線には限りがあるため、他のプレイヤーより先に線路を敷設しないと都市間を繋げなくなってしまうことがあるのですが、都市間でも長い線路を作ったほうが点が高い(1枚で繋げられる路線は1点ですが、最大の6枚になると15点まで上がる)ので、そのバランスが難しいところでしょうか。
そんなこんなでカードを引きまくって、広大な北米大陸に線路を引きまくっていきます……そうして、45車両ある列車が2個以下になるまで置いたところで、エンドトリガーとなります。
最終形態は↓のとおり。
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エンドトリガーを忘れていたので、ちょっと間違えました(「ボストン→ワシントン」間をつなげられませんでした)が、接待して頂き1位を撮ることが出来ました(^^)
チケット・トゥ・ライドアメリカ 日本語版

チケット・トゥ・ライドアメリカ 日本語版

 

 今回プレイしたのは10周年記念版でしたが、ルールは基本的に一緒なはず。

単純ながら、楽しめました。手札制限がないカードドローと、線路引きは楽し(?)
そんなわけで、お暇なら『チケット・トゥ・ライド』はどうでしょう?
 
あ、ルールが分かったから、これでアプリ版もできるー
Ticket to Ride Pocket

Ticket to Ride Pocket

  • Days Of Wonder, Inc.
  • ゲーム
  • ¥240

 

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『ノイシュヴァンシュタイン城』(2015.10.4 ジークフリート例会)

いや、そりゃ自分でもいつまで10月4日の記事を書いてるんだろうとは思いますけどねぇ。ええ、遅筆なんですっよー(たぶん)。

◯『ノイシュヴァンシュタイン城

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箱庭系のゲームだけど駆け引きもあるよ、みたいな感じのゲーム。自分の世界を作る事ができるゲームは結構好きです(^^)

それぞれのプレイヤーは「ノイシュヴァンシュタイン城」の現場監督となって?王様が気に入ってくれるお城を作りましょう、的な設定。

手番制になっており、一人が親、残りが子になります。
親はこれから作る部屋を裏向きの山札から引いて決めます(最初は7部屋だったかな?)。その後、その部屋たちに値段をつけて子のプレイヤーに売ります(!)。付けられる値段は自由ではなく、15000、10000、8000、6000、4000、2000、1000マルクの7段階です。親の左隣の子から部屋の「お買い物」ができ、代金は親に対して支払います(これが貴重な収入源です)。

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もちろん買った部屋をつなげていくと、その関係によって勝利点が増えたり、他のアクションが出来るようになったりと、効果が発生します。
部屋の配置や効果は公開されてますから、親のプレイヤーは誰がどの部屋を欲しいか見定めつつ、ちょうどいい値段を考えなくてはなりません。
時には全部いい部屋で値段に困ったり、他人に買わせないようにいい部屋を高額にしたら、親の自分でも買えなかったり(親は自分ではなく、場(銀行的な)に支払います)。

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ほとんどの情報が公開されているため分かりやすく、それが故のジレンマもあり(相手に買わせない、自分は安く買いたい)、「どうだ~オレの城は地下室が多くていいだろぉ~」と無駄な自慢も出来る点が個人的にポイント高いです(笑)

『シティービルダー』ぽいけど、シティービルダーよりも分かりやすい気がします。

a-yuu.hateblo.jp
そんなわけで、お暇なら『ノイシュヴァンシュタイン城』もどうでしょう?

 

ノイシュヴァンシュタイン城 完全日本語版

ノイシュヴァンシュタイン城 完全日本語版

 

 

『キャプテン・リノ』(2015.10.4 ジークフリート例会)

 

a-yuu.hateblo.jp

もう1ヶ月くらい前のプレイ記になってますが……まだ続きます。

◯『キャプテン・リノ』

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HABA社の言わずと知れた(?)ヒット商品、『キャプテン・リノ』

  • 子どもが遊べる
  • みんなでワイワイ楽しい

 あれこれ説明は要らないと思います。写真で何となくわかるし(笑)

「床に対して垂直に立てるカード」と「床と平行に置く手札のカード」があります。「立てるカード」は基本的にみな同じ山札になっています。「床と平行に置くカード」には次に立てる(建てる)カードの指示が書かれているので、それの通りに手番の人がカードを立ててその上に手札のカードを置きます。そして次の手番の人が……と続き、崩れてしまった時にゲームが終了します。

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ゲーム終了時にもっとも手札が少ない人が勝ちというようなゲームですが……そんなに差が出るようなゲームなんでしょうか? 倒れた!倒れない!のハラハラが楽しいジェンガちっくなゲームですしね~
それからなんか分かりませんが、『リノ』を置くことを指示されてるカードもあります。『リノ』って結局何をしているという設定なんだろう……
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↑とにかく頑張って立てていった図。争わなければ、ここまでいける……のかな?(笑)
そんなわけで、お暇なら『キャプテン・リノ』もどうでしょう?
キャプテン・リノ (日本版)

キャプテン・リノ (日本版)

 

 

キャプテン・リノ巨大版

キャプテン・リノ巨大版