『花火 HANABI』(2013.10.24 @どこか)
◯『花火 HANABI』
2013年、様々な賞を受賞した『花火 HANABI』、今さらそれを列挙しなくてもいいですよね? 今年のエッセンでは豪華版も出ているそうですが、特にそれとは関係なくプレイ機会に恵まれたのでプレイ。
結論から言うと、やっぱり話題になったゲームなだけあって、手軽で面白く、またやろうと思えるものでした。
わたくしの好きな協力ゲームですが、自分の手札は見えず、自分以外の手札が見えるという不思議なシステム。手番のプレイヤーは、ⅰ)誰かに手札のヒントを与えるか、ⅱ)カードを1枚プレイするか、ⅲ)カードを捨てるかのいずれかを行います。
場に綺麗な花火を作る(各色で①→②→③→④→⑤の順に並べる)のが目的なので、まずは①のカードを出してもらうべくヒントを出します。ヒントの出し方に縛りがあって、一人のプレイヤーの手札に対して、1色または1つの数字(①~⑤)のカードに関する情報を教えます。
「このカードは①です」と素直に教えたり、「このカードは③です」(だから今あなたは①のカードを持ってないので、それを捨てたら?)という言外の意を汲んでもらうように伝えなければなりません。1枚カードを捨てるとヒントの与えることができるカウンターが1つ回復するので重要な選択です。
『花火』のヒントの出し方。ここで白の①をだして欲しい場合、①が複数あるので「ここに白があります」(今こう言うってことは、分かるよね?)とヒントを出すといいかも。
カードは①が3枚、②③④が2枚、⑤が1枚で、5色分あるので50枚という構成。場に出せないカード(昇順に並ばないカード)を出したらお手つき。お手つき3回でゲームオーバー。①~⑤のカード25枚を並べることができたら完全勝利。山札がなくなった場合は、各プレイヤーの手番をもう1回行い、得点を計算します。
このゲーム、ヒントが重要なので、余計なことを言ってしまわないように黙って静かになるんじゃないか→それって盛り上がらないんじゃないかと思っていましたが、「この状況だと、どういうヒントの与え方をすれば分かってもらえるのだろう」と考えるのが難しく、かつ楽しむことができました。
今回のプレイでは写真のように19点撮ることができました。
「非常に素晴らしい。観衆もお喜び」という上から3つ目の評価を頂きましたです。
お暇なら、『花火』はどうでしょう? 手軽で安いですし、1つもっておくと便利かも。