『ロンバルディアの王冠』(2015.4.4)
◯ロンバルディアの王冠
- 2人専用プレイ
- スペースなくても手軽に遊べる
- イラストが愛らしい
一昨年の年末に東京の『すごろくや』さんに行った時に買ったゲームですが…漸く日の目を見ることに。上の写真は電車の4人がけの椅子で向い合ってプレイしています。私の膝の上においてあるのは『おでかけブロックス』を裏返したもの(苦笑)。山札を2つ作るスペースがあればプレイできるのはいいですね。
ゲームの目的は「流浪の王子を救い出して権力の座を手に」とか説明書にはありますが、要はカードを使って勝利点を10点を稼ぐことです。
↓「前衛的スコアカウンター」(*ルールブックに書いてある表記)
カードの種類は以下の4種類28枚
- 「王子」(2枚で好きなカード1枚として使用できる。全3枚集めて公開→勝利)
- 「司教」(3枚同時公開で1点、4枚同時公開で2点。計5枚)
- 「貴族」(2枚捨てて2点。計9枚)
- 「騎士」(効果は後述。計11枚)
最初に手札が5枚からスタートし、手番のプレイヤーは山札から3枚取り、好きな1枚を手札に加え、対戦相手に渡します。対戦相手はその2枚のうち好きな方を手札に加え、残りの1枚を捨て札の山に置きます(捨て札の山は非公開)。
このゲーム、プレイして思ったのですが、序盤の展開がとても静かなものになります。というのも「騎士」のルールがためでして↓
「騎士」の効果は「捨てた枚数だけ点を奪う」ので、それをされないように「防御」のために騎士を集めるまではうかつに勝利点を取れないためです(攻撃されても、0なら点を奪うことはできない)。
しかも先のルールにもあった通り、手番でないときのカード補充は、相手が選ばなかったものが廻ってきますから、対戦相手にも手札をある程度読まれているのです。
「司教」は公開するだけで点になるので強そうですが、捨てないので手札を圧迫しますし(手番の終了時に8枚以上持っていたら、手札を半分捨てなければならない)、騎士の攻撃を受けて防御できなければ確実に3点は奪われます。
そんなわけで、手札に「騎士」が来るまでは「オレのターン! ドロー! オレはターンを終了するZE!」という遊戯王のMADごっこをしばらく繰り返すことになります^^;
遊戯王(のMADかネタ)を知っていないと、だれてしまうかもしれない(??)
でも電車のコンパートメントでも遊べる小スペース用の貴重なゲームです。
そんなわけで、お暇なら『ロンバルディアの王冠』はどうでしょう?(←久々の決め台詞)