『シェイクスピア Shakespeare』(2016.5.5 HHG会)
◯『シェイクスピア Shakespeare』
▼このゲームの好きな点を3つ挙げると……
- カードがキレイ
- 要素が多い→いろいろと凝ることができる
- なんだかんだと接戦になる
なんだか無理やりな推薦ポイントなんですが(汗)
良いゲームなんですけどね、いつも「コンポーネントが美しい」と書いていても能が無いような気がしまして……
たった6日間で!役者を雇い、衣装と舞台道具を揃えて劇を作り、素晴らしい舞台を披露しましょうー!的なルール。
アクションコマを置いて能力を起動させる「ワーカープレイスメント」方式で、プレイ順は、使う個数を少なく宣言した順番です(公開オークションではなく、秘密裏に決めて一斉に公開します)。
こちらがシェイクスピアさん^^;)
左上がアクションを起動した時の効果(3色ある脚本トラック(?)のいずれかを2つまで上昇させる)で、下の3つ◯の丸に衣装を付けてあげれば、4日目と6日目の終了時にボーナスを獲得できます(シェイクスピアの場合は赤い脚本トラックを1つ上昇させる)。
シェイクスピアさんは皆が使えますが、基本的に役者さん、裏方さんは場で雇用してくるのが基本です(1日に一人だけ)。雇用にコストはないですが、ゲーム終了時にカード右上に書かれたお金を払わなければ、払えなかったカードごとに勝利点が2点減点されてしまいます。
プレイ後半で気が付きましたが(遅い)、早く役者を雇って衣装を着せて、4日目までに効果を発動させるのが点数を稼ぐキモになりそうなんですよね……私せっせと舞台装置ばかりを組んでおりました(汗)
舞台装置は書いてある数字をシンメトリーに並べ(金色はオールマイティー)、かつ下にタイルがないと上に積むことが出来ない厄介な得点源なんですけどね
各プレイヤーのなかでその日役者の「能力」を使った順に、「インセンティブトラック」が埋まります。使用するアクションコマの宣言で同点だった場合はそのインセンティブトラックの順番になるので……要は早めに役者を使うほうが、次の手番が早めになりやすいということです(だいたい3~5コマを使わないといけないので、大抵バッティングししてしまう)。
使った役者、裏方は、翌日はお休みになります(6日しかないのに!)
ただし一人だけ翌日も働かせることはできます(ブラック!←どっちだ)
衣装も舞台装置も数に限りがあって、かつ1日に出てくる数は決まってるので、それも悩ましい。というか至る所で悩ましい、そんなゲームでした(^^ゞ
*例えば、「衣装のタイルに書かれている数字の合計が6以下になるように取れる」という効果の場合、「①②③」「②②②」「①⑤」などの組み合わせで獲得することができる。これはこれで悩ましいが、そもそも場に④と⑤しかない場合は、そのどちらかしか取ることができない、などなど……
ゲームを把握するまでが大変ですが、分かり始めると楽しいゲームです(^^)