『コロッセウム』(2016.5.29 HHG会)*または「興行王にはなれなかったけど、せめて馬王にはなった」お話。
◯『コロッセウム Colosseum』ヴォルフガング クラマー Wolfgang Kramer、マルクス リュプケ Markus Lübke
- いろいろなコンポーネントがあって楽しい
- 競りによる資源の購入、資源の交渉などの要素がある割に対戦相手に演目の邪魔されにくい
- ゲームの目的に趣きのある
イチ押しポイントの最後がおかしいように見えるかもしれませんが、ルールブックに書いてあるのです↓
_人人人人人人人人人人_
>尋常ならざるイベント<
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
>尋常ならざるイベント<
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
……ナニソレ面白そう。
4つのフェーズ、5つのターンを使ってイベントをプロデュースし、最も観客動員数の多い演目を打ったP(Player / Producer)が勝者となる、といった感じ。
「投資フェイズ」でコロッセウムに投資をし、資源獲得のフェイズで演目に必要なモノを購入、貴賓者を招きつつイベントを開催し、「閉会式」で投資資金を回収し、また再投資する…そんな流れです。
うちに最初与えられた2つの演目。そこに必要な演者は舞台装置が書かれているのですが……自分のはスパルタクスと馬だけなので演者は揃えやすい(けど後々苦しいことが判明)。
上の写真の「馬の絵+4」のパネルは1種類の演者や動物のパネルを3枚以上かつ最も多く保持しているプレイヤーに与えられるボーナス。写真の場合は私が最も多く馬を保有していた状態で、このまま「馬を使う演目」を開けば観客が+4される。
この他にも観客を増やす方法は、演目を十分な資源を使って開く(足りないと少しずつマイナスされる)、投資フェイズで定期券席の購入(+5)、新しい演目をする(前にやった演目×5)、貴賓を招く(皇帝+7、執政官+5、元老院議員+3)など様々で、それなりにまんべんなく押さえていないと点を伸ばせなさそうです。
「貴賓を招く」のは運の要素も(貴賓は盤面場の人型の駒で時計回りに移動する)。
3種類5人の貴族たちはそれぞれの手番のプレイヤーがダイス目にそって1人(ないし2人)動かすので、ダイス目とそれぞれの思惑によって悲しいことにもなります(ノД`)シクシク←元老院議員が2回来ただけだった。
3種類5人の貴族たちはそれぞれの手番のプレイヤーがダイス目にそって1人(ないし2人)動かすので、ダイス目とそれぞれの思惑によって悲しいことにもなります(ノД`)シクシク←元老院議員が2回来ただけだった。
貴賓を招きやすくするのには投資フェイズに、貴賓席を設ける(ダイスが2つ振れる)、自分の競技場を広くするなどすればいいのですが、投資フェイズには基本的に1つのことしか出来ないので、悩ましいところ(演目の購入も投資フェイズに行うので)。
資源の競りや交渉については、説明するのがけっこう大変なので端折ります^^;)
写真は、何故か最後大量の馬が転がり込んできて騎馬民族なことに……の図。
イベント王にはなれなかったけど、
騎馬王にオレはなった!……いやそんなゲームじゃないんだ(汗)
騎馬王にオレはなった!……いやそんなゲームじゃないんだ(汗)
まあまあ「オレはこんな素敵なイベントを開催してやったぜ~すげーだろう?」と言えるので、ジーク的には良いゲームです(笑)
お暇なら『コロッセウム』もどうでしょう?