『曼荼羅』(2015.10.4 ジークフリート例会)
さて午前の『ロール・フォー・ザ・ギャラクシー』に続き、
午後の例会からは『曼荼羅』をプレイ(ちなみにどちらも、たぼやさんの持ち込み)
◯『曼荼羅』
- コンポーネントが綺麗!
- シンプルな構成!
- しかし最終ラウンドまで展開が分からない!
みんなで曼荼羅を描きまショ~でも最終的に一筆書きで一番長い線を書けた人が勝ちネ!みたいなゲーム(アバウトだけど大体合ってる?)
現在得点の低い人から順番に手駒を置いていき、全てのプレイヤーがコマを置き終えたら得点計算。一筆書きのコマの数を数えて得点に加算します。これを9ラウンド行い、もっとも点を取ったプレイヤーの勝利です。
コマを置くことが出来るのは、ラウンドの最初に山札から公開した一枚のタイルか、「人間道」カード(?)とランダムに配置された3枚のカード上です(カードは全部で確か6枚あり、毎ラウンドの最初に「人間道」を除きリシャッフル→再配置されます)。空白の場所だけでなく、他人が置いたコマの上に置く事もできます。その場合、ラウンドの最後に数をかぞえて多い方が、その場所にコマを最終的に1つ置くことが出来ます(残ったコマは手元に戻ります)。
そしてカードに書かれた効果を処理し、曼荼羅ボードに書かれた順番通りに置き(カードの効果で順番通りにならない場合もある)、コマを1つ補充して次のラウンドを開始します。
最初は点を得るためにタイル上にコマを配置していきますのですが、後半は一度配置したコマを確実にするために特殊な効果がある(タイルの再配置や、向きの変更など)カードを獲得したくなります。幾らタイル上に配置しても、それが繋がるかどうかは、カードの効果の発揮させ方次第になるので、先が読めなくなるからです。
ただそんなわけでカード発動の権利を争っているとマズイこともあって……手元に残ったコマは全ラウンド終了後の得点計算で1つマイナス2点になります。ラウンドごとにコマが増えていくので、適度にタイル上に配置して消化もして置かなければなりません……。
そんなこんなの駆け引きが面白いゲームだとは思うのですが、アブストラクト系な感じなので、後半かなり先の手まで考えることになるのではなかろうかと思うのですが。。。
なんだかんだでお試しプレイは1位を取れました! 直線上にコマ3つ×2組を配置できたことが勝因でしょうか。あとはいかにこれを繋げるかに集中できましたので。
後半はあのカード来い!来ない!ってなるのは『曼荼羅』の趣旨と合っているのだろうか……
ともかくコンポーネントが良い、眺めていて楽しいゲームでした。
てなわけで、お暇なら『曼荼羅』もどうでしょう?
『ロール・フォー・ザ・ギャラクシー』(2015.10.4 ジークフリート例会、前)
いやいや、久々のボードゲーム! そして久々の更新ですよ~
固定読者がいるとは思ってませんが、ご無沙汰でございました~
◯『ロール・フォー・ザ・ギャラクシー』
さてそんなわけで、例会開始前から遊んじゃってますが、黒モンポカを押しのけて取り出されたこちらの一品をプレイすることと相成りました。
- ダイスがいっぱい振れる!
- 駆け引きが意外と面白い!
- コンポーネントが多い割には早く終わる!
Ⅰで「設備」や「惑星」を探し(タイルを引きます)、
Ⅱ.で技術開発(タイルに書かれた数字のダイスを乗せるここが出来れば完成)、
Ⅲ.で惑星の征服・移住(Ⅱに同じ)、
Ⅳで移住した星で生産し、Ⅴで出荷してお金や勝利点を得る、
……というような流れでしょうか。
出荷で勝利点を稼ぐタイルを得た④の数字のタイルを獲得したのに、なかなか生産と出荷のアクションができず、お金もなくなってしゃがんでしまい結果2位に……。
そんなわけで、お暇なら『ロール・フォー・ザ・ギャラクシー』はどうでしょう?
『ジョイント・ブロッカーズ!』(2015.7.19 ジークフリート例会)
台風一過の、夏真っ盛りの三連休中日、2ヶ月ぶりに例会に参加してきました〜! 久しぶりにボードゲームを堪能できたと思いますf^_^;
インドアさいこ〜(笑)
米子は皆生トライアスロンですね… #ボードゲーム #boardgame #boardgames #ウボンゴ3D #初めて時間内に完成!
とある理由で『ウボンゴ3D』を猛プッシュされましたが(汗)、本日ご紹介のゲームはこちらです↓ 実は例会時間前の午前中のプレイなんですが……
◯『ジョイント・ブロッカーズ!』
- 説明が少なくて済む
- その割には考えるところが多い
- 言語依存性がなく、子どもでも楽しまめる
横軸に1~9、縦軸にA~I の書かれた9×9の盤面上に、なるべくひとかまりになるようにタイルを配置して、タイルの「島」の数が一番すくなかった人が勝利するというパズル?ゲームです(アブストラクト系?)。
タイルには1~9とA~I、そして♠や♥などの「記号」が書かれたものとワイルドカードがあり、9枚+9枚+9枚+1枚=計28枚になっています。写真では見えなくなってしまってますが「記号」は3×3のブロックごとに9つあり、版上に書かれています。
プレイヤーは任意の色を選んで、プレイします(私は緑にしました)
先ほど説明した28枚のタイルを裏向きにしてシャッフルし、そのうちから5枚取って手札とします(自分だけに見えるように表返します)。
手番になったら、タイルを版上に1枚置きます。置くことが出来るのは対応した場所にのみです。たとえば「3」なら3番の縦列に、「F」ならFの横列に、「■」なら「■」の描かれたマス目に置くことが出来ます。その後で、裏返していたタイルの一枚を手札に加えます。
これを全プレイヤーの残りの手札が4枚になるまで行います。
問題は、あるマス目に置こうとしたが、既に他人のタイルが入っていた場合はどうなるか、です。結論から言うと、他人のタイルを取って、自分のタイルを入れることができます。ただし、それによって他人の島が2つ以上に分断されるようにしてはいけません。つまり、端っこならオッケー、ということです。
そしてこの取った他人のタイルは、ゲーム終了時にマイナス点となります。計算方法は、もっともたくさん取った色のタイルの枚数です。逆に言えば、他人のタイルでもまんべんなく取れば、マイナス点は少なくてすみます。
↑私が取ったタイルはこのようになりましたので、マイナス点は2点です。
これに版上の「島の数」を数えて加え、これもマイナス点をして計算し、最も点の少ない人が勝ちです(同点の場合、その同点の人の中で、最も他人からタイルを取ったのが少ない人が勝利)。
このゲーム、手札は非公開ですが、28枚のタイルは色が違うだけで皆同じ種類なので、後半の方になると出ているタイルから「そろそろこのタイルがきて、あそこのタイルを剥がすな……」などの予想が立ちます。また島を分断することはできませんが、統合しようと伸びてきたのを妨害することはある程度できたりします。単純そうな割に、考えるところも多かったり。
テストプレイでしたが、-5点で同点首位、取ったタイル数の少なさで勝つことができました~ヽ(*´∀`)ノオメデト─ッ♪ありがとうー。
そんなわけで、お暇なら、『ジョイント・ブロッカーズ!』もどうでしょう?
きみラクダだから乗っていいよね?ぼくラクダだけど (『キャメルアップ』 2015.5.17 @ジークフリート例会)
お……プレイから1ヶ月以上開いてるじゃないですかヤダ~……毎度記事をあげる総務どのは凄いなぁ。
わたくし例会には昼から参戦しまして、『キャメルアップ』をプレイすることになりまして。インストによるとラクダゲーのレースゲーでバカゲーだとのこと。
期待が高まります(笑)
プレイは手番制で、自分のターンに①全てのラクダが動いた後の1位を予想するか(当たれば5金)、②ラクダが踏むと一歩進むor戻るトラップを仕掛けるか(ラクダが踏む度に1金)、③ダイスを振るか(1金)、④レースの終了時のトップor最下位を予想する(早く予想をベッドし、当てるほどお金がもられる。レースが終わるまで非公開)、のなかから1つ選んでアクションします。
上記を繰り返し、1頭以上のラクダがゴール地点を超えた時点(そのフェーズだったかも?)で終了。一番お金を持っているプレイヤーが勝者です。お金稼ぐ系は分かりやすいですね~
このアクションでは1金しかもらえないのですけどね……
しかも、乗られた方のラクダが動けば、当然乗っているラクダも一緒に進むという波乱的な要素を含んでいます(笑) これで「うぎゃ~!お前乗るのかよ!進むのかよっ!」と言うバカゲーなんですねゆかいゆかい(?)
ブックヤードチャプター3をちょっと調査……
たまによってしまうのが怖いんですよね(買い物しちゃいそうで……)
『スコットランドヤード東京』がありました~
ドイツのメモリー系ゲームが。『さがしものはなに?』(ここでは『モンキーメモリー』)
定番のカタンもなんとかあった感じ。
実は写真にうつっているあるものを買ってしまいましたが、それはまた後日……
「リアル人生ゲーム(縁結び人生ゲーム) in 出雲」part3-考察編(2015.1.25)
い、今頃続き?!
……とか自分でも思いますが、この次に『謎解き体験アドベンチャー ゲームセンターCX 有野課長とナゾトクアーガの塔』のプレイ記を予定しているため、順番的に外せない気がしたのです。そんなわけで、1月のことをがんばって思い出します……
プレイ当時に感じた問題点をば……
1) お店の迷惑になってる?
マスには飲食店もありまして……時間的にちょうど昼食時と重なったときに辿り着いたら大変です。ルーレットを回さなければいけないので後回りにもできません。私はお腹すいてないので注文したくないのですが、殺伐とした店のなかにお邪魔し、ゲームの処理をしてもらうのは非常に心苦しかったです。
2)売上アップに繋がる?
そういった手間を個々のお店のスタッフにかかるからには、やっぱり売上が伸びないと続かないでしょう。実際に売上が上がったのかはよく存じませんが、ルーレットを回して次々と進む性質上、買い物よりゲームの進行を優先する気がします。もちろん商店街全体としての広告宣伝、イメージアップが目的なら少々のコストには目を瞑る…という方針かもしれませんが。
あ、でも小さなお子様たちはアレがほしいコレがほしいと言っていたような気がする……
3)運ゲーじゃね?
職業は「仲居さん」(給料2千万縁)に決まったんですが、双六のマスを眺めてみると……転職マスがない!
これはお金ゲットするマスに止まって大量に得られない限り、上位入賞の可能性はぼぼないことに…(給料5千万縁の職業もありましたから、給料ごとに2.5倍も差が付きますもんね)
トンデモナイ運ゲーに付き合わされちまったゼ☆
初心者向けのゲームですと、やっぱりギャンブル要素が強くないと盛り上がらない気がしなくもなかったり。
メリットは「こんな面白そうなことをしている」というイメージそのものでしょう。それには次々とそんなイメージ戦略を打ち出さないといけませんが……
「鬼太郎ロード」の成功は「時間(紙面)を埋める必要があった地元メディアに、それなりのイベントを提供し続け、無料で広告してもらう」という境港側の戦略が大きい私は考えています。そこにいろいろな追い風が吹いたわけですが。
まだまだいろいろな面白いイベントを(行政以外の主体で)やっていって欲しいですね~
『ロンバルディアの王冠』(2015.4.4)
◯ロンバルディアの王冠
- 2人専用プレイ
- スペースなくても手軽に遊べる
- イラストが愛らしい
一昨年の年末に東京の『すごろくや』さんに行った時に買ったゲームですが…漸く日の目を見ることに。上の写真は電車の4人がけの椅子で向い合ってプレイしています。私の膝の上においてあるのは『おでかけブロックス』を裏返したもの(苦笑)。山札を2つ作るスペースがあればプレイできるのはいいですね。
ゲームの目的は「流浪の王子を救い出して権力の座を手に」とか説明書にはありますが、要はカードを使って勝利点を10点を稼ぐことです。
↓「前衛的スコアカウンター」(*ルールブックに書いてある表記)
カードの種類は以下の4種類28枚
- 「王子」(2枚で好きなカード1枚として使用できる。全3枚集めて公開→勝利)
- 「司教」(3枚同時公開で1点、4枚同時公開で2点。計5枚)
- 「貴族」(2枚捨てて2点。計9枚)
- 「騎士」(効果は後述。計11枚)
最初に手札が5枚からスタートし、手番のプレイヤーは山札から3枚取り、好きな1枚を手札に加え、対戦相手に渡します。対戦相手はその2枚のうち好きな方を手札に加え、残りの1枚を捨て札の山に置きます(捨て札の山は非公開)。
このゲーム、プレイして思ったのですが、序盤の展開がとても静かなものになります。というのも「騎士」のルールがためでして↓
「騎士」の効果は「捨てた枚数だけ点を奪う」ので、それをされないように「防御」のために騎士を集めるまではうかつに勝利点を取れないためです(攻撃されても、0なら点を奪うことはできない)。
しかも先のルールにもあった通り、手番でないときのカード補充は、相手が選ばなかったものが廻ってきますから、対戦相手にも手札をある程度読まれているのです。
「司教」は公開するだけで点になるので強そうですが、捨てないので手札を圧迫しますし(手番の終了時に8枚以上持っていたら、手札を半分捨てなければならない)、騎士の攻撃を受けて防御できなければ確実に3点は奪われます。
そんなわけで、手札に「騎士」が来るまでは「オレのターン! ドロー! オレはターンを終了するZE!」という遊戯王のMADごっこをしばらく繰り返すことになります^^;
遊戯王(のMADかネタ)を知っていないと、だれてしまうかもしれない(??)
でも電車のコンパートメントでも遊べる小スペース用の貴重なゲームです。
そんなわけで、お暇なら『ロンバルディアの王冠』はどうでしょう?(←久々の決め台詞)